昭和初期生まれの親が使っていた筆箱です。


今となっては珍しすぎるセルロイド製。
いよいよ縁にヒビが入ってきたとかで、捨てると言い出したので、写真に残しておくことにしました。

メーカーはもう分かりません。 現存しているかも不明。
ただ自分にとっては、物心ついた時から親がこの筆箱を使っていたのを見ていましたから、逆に持ち主よりも未練があったりします。

こちらは、単二乾電池型の鉛筆削り。
これも捨てられる対象に。



そうそう、昔は
本物と間違えるほど紛らわしいものを受け入れる余裕がありました。
鉛筆削りなのに電池の注意書きですし、JIS番号まで電池のものというこだわりよう。
それでも「鉛筆削りなのに何故電池のような説明か」と突っ込むヒトは無粋だった時代でもありました。
現在みたく変に気を回し、微妙な表現で逃げるなんてヘタレ根性は微塵もありません。
電池のおまけで、電池メーカーがそっくりに作らせたのかもしれませんけどね。

鉛筆はプラスの電極からインサート。


キャップに付いた削り器が削る摩擦で一緒に回らないよう、内部にちゃんとストッパーが作ってありますね。
使えば使うほど中身(削りカス)が増えるという、普通の電池とは真逆の仕様が魅力(笑
ただ、どれだけ(カスが)溜まったか分からないので、知らないウチに中がみっちり、ということもしばしばです。
JIS8511という記号からして1985年頃の品物でしょうが、よく保ちました。昔の物は長持ちしますよ、ホント。